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本日はとうとう、国民投票法が成立。 ちょこっと遡るのですが、5/3の憲法記念日。 何故、こんなに短絡的なのか?! 憲法9条は堅守すべきだし、平和憲法の象徴としての9条は世界遺産モノだ。 たとえば憲法6条。天皇の任命権。
9条改正案が出てきたときに、改めて唱えるべき言葉で、 |
年長けて また越ゆべしと 思いきや 命なりけり 小夜の中山
今日は遠出でした。 勤務地から約100Km離れた登米市に行って参りました。 ウチの会社が委託している事業の小規模なセレモニーの類だったんですが、 まぁ、しかし、遠い! 遠い! 遠い! 転勤後初の社用車での遠出だったので、嘱託さんに同行してもらいました。 定年再雇用の嘱託さんで、まぁ愉快なお爺ちゃんです。 セレモニーでは、我が社を代表しての挨拶があるのですが、 私なんかがスピーチするより、この爺様のほうが貫禄あって良いのに・・・・・ そんなこんなで、セレモニーは無事に短時間で終了。 遠距離の運転なので、少し休憩をとり伊豆沼を見てきました。 ラムサール条約で有名な白鳥の飛来地ですな。。 運転再開後、前述の爺様がポツリと漏らしました。 「伊豆沼に立ち寄ったの、50年ぶりだったよ・・・」 たまたま立ち寄った伊豆沼。 たまたま休憩しただけだったのに・・・・の伊豆沼。 この爺様、最初から伊豆沼に行ってみたかったのかも。 そこで思い出したのが、またまた西行の和歌。 西行の最高の絶唱といわれる冒頭の和歌。 若いころ、奥州を旅した西行が、年老いてから再度奥州を旅するのです。 “のぞみ”も“はやて”もない時代。 一度行って帰ってくるだけでも奇跡的な旅なのに、 年をとって棺桶に片足どころか、腰まで入った状態で再度旅しちゃうのです。 ウン十年前に通った“小夜の中山”を再び通り、 自分の“命”ってモノに感じ入る西行。 私の最も好きな和歌の一つでもあるわけです。 次回は白鳥の飛来した伊豆沼に行こうと思いつつ、運転して帰社しました。。 何十年も経って再び訪れたい場所があることが、非常に羨ましく思いました。 私は50年後・・・・・生きてないか・・・・・(認知症かも・・・・) |
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